ログハウスⅠ

■間伐材でログハウス?!
間伐によって切り出された材が利用され、対価を生まない限り、森林の手入れは進まないのが現実です。間伐材を目に見える形で有効利用できれば、間伐作業の達成感にもつながります。材の質と大きさによっては、ベンチやパーゴラなどのDIYに利用できますが、ログハウスとして積極的に売り出せないか?そんな思いから、間伐材を利用したログハウスのセルフビルドキットを開発しました。木材は二酸化炭素を固定し蓄えているため、作った物を長く利用することは地球温暖化防止にも有効。一石二鳥です。

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■間伐材でログハウス第1号を建てました!
間伐から始まり、搬出、製材、加工、組立まで、地元の人と来村した参加者が、心と力を合わせて成し遂げました。

間伐したのは南郷地区。ログハウスの材として使う木を選別し、伐採しました。ワイヤーを張って軽架線で運び出します。


山から引き出した材木を土場に積んでいきます。


製材所に運び、製材しました。浅木を挟んで1年間天然乾燥した後、時間短縮のため100℃の高温乾燥機(灯油使用)を用いました。


ログハウス建設予定地を整地し、いよいよ組み立て開始。大工さんに手順を説明してもらいました。


床を釘で固定していき、次に柱を立てます。


柱を垂直にして筋交で固定します。柱の間に壁ブロックをはめ込んでいきます。


壁材はボルトで固定。壁ができると、今度は梁の組み立てです。


棟上げして、屋根板を張っていきます。


外壁を塗装し、全面にステップを取り付けて完成!

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