ログハウスⅡ

■ログハウス改良の必要性
ログハウス第1号は
①径が大きい材を使用するため天然乾燥すると1年ほどかかる
②重すぎるなどの理由から、組立体験などのキットにするには難があることが判明しました。
そこで、新たに一級建築士を加え、径の小さい材を使った「ログハウス改良版」の開発と設計に取り掛かりました。加工については東京都森林組合檜原加工所の協力を得て、既存のモルダーで加工容易な設計とし、組立マニュアル、1/20模型を公開しました。

小径材ログハウス1/20の模型。               棟木と垂木。


左が小径材ログハウス(改良版)の壁ブロック140mm×55mm右が大径材ログハウスの壁ブロック180mm×100mm。

普及のためのパンフレット「ログハウスを楽しもう!」を作成しました。
PDFをご覧いただけるほか、レストラン「四季の里」(檜原村本宿)にて配布しています。
「ログハウスを楽しもう!」おもて面
「ログハウスを楽しもう!」うら面

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■改良版ログハウスを建ててみました!
檜原村南郷地区の森林にて、まずは間伐から。

事前に選んであった材木用の木を鋸を使って間伐し、扱いやすい長さにそろえて玉切りします。


山からおろしてきた木材を土場に積みます。製材所で加工してもらうため、トラックで運び出しました。


建設予定地は本宿地区のレストラン「四季の里」敷地内です。防腐剤を塗った間伐材を地中に埋めて基礎を作ります。いよいよ加工されたログハウスの材が搬入されました。


根太の取り付けに取り掛かります。その上に床の下地となるコンパネを張ります。


柱を立て、垂直を調整します。


梁を乗せたら、柱の間に壁ブロックを積んで固定します。


壁ができると、足場を組んで屋根工事です。


サッシを取り付け、防腐剤を塗り完成です!


ログハウス前に、間伐材によるデッキも制作されました。現在、モデルハウスとしても活用しています!

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